フューエルクーラーリペアキットの紹介と交換方法

過去に当社のブログでも紹介したことがある商品ですが、こちらでも紹介したいと思います。

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Td5エンジンの車用のフューエルクーラーリペアキットです。
リペアキットと言っても内容は専用設計のパッキン2個のみで、しかも特注品のため価格も結構高いです。
しかし、フューエルクーラーの部品供給はアッセンブリーしかなく冷却水の漏れ程度でアッセンブリー交換すると非常に高額な出費となってしまいますが、このパッキンの交換であれば数分の一程度で済みます。
ちなみに、これよりも安価なものもありますが、普通のOリングと形状が変わらないため使い物になりません。


それでは交換方法を紹介したいと思います。
1,まず、フューエルクーラー本体を外します。
下の写真のまるで囲んである部分がフューエルクーラーです。
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冷却水のホース3箇所と燃料のパイプ2箇所、ボルト4箇所(上下2箇所ずつ)を外すだけで外れます。
ボルトの場所は下の写真の黄色い◯と矢印、ホースの繋ぎ目の場所は青い◯と矢印が指している辺りです。
ホースは1箇所でも外すと冷却水が大量に出るので、下には必ず受けとなる容器等を置いてください。
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2,フューエルクーラー本体が外れたら左右のバンドを外し、中に残っている冷却水を取り出して左右の蓋をマイナスドライバーとハンマーを使って取ります。
この時、ペンチ等で縁を広げてから行うと外しやすいです。
この車はこのリペアキットがまだない頃に一度液体ガスケットを使って修理したものですが、それでも長くは持ちませんでした。そのときにはバンドを交換してありますが、純正のものはかしめるタイプのバンドです。このリペアキットを交換する際はこの車に使ったような締め付けるタイプのバンドを別途ご用意いただいたほうが良いかと思います。
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3,フューエルクーラー本体を軽く洗浄します。




4,取り外した蓋を軽く洗浄して古いパッキンを外し、そこに当商品を取り付けます。
・前側
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・後側
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5,パッキンが付いたら蓋を戻します。
この時、隙間がないようにしっかりと入れましょう。(3枚目の写真)
・前側
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・後側
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6,左右のバンドをしっかり締めます。
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7,後はホースを元通りに繋ぎ、ボルトを締めて固定して新品の冷却水を補充すれば完了です。



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